2012年12月09日

漁にも出られないので与太話 ③

基地問題

自民党時代も民主党時代も 政権与党になると議員の中にはアメリカと日本は対等だとほざくアホが少なからずいる それならなぜこの民意からしても不公平な地位協定が変えられないのかだ すべてがアメリカ優位の地位協定だろう

この問題こそアメリカと戦って対等な地位協定に持って行けるくらいの個々の議員や政権与党は現れないのだろうか 現行ではあまりにも不公平な地位協定だ

アメリカ軍の基地のない宮古島の人間が話すのもおこがましいが 現状では個人的に基地賛成派である ただ普天間基地の危険性を考えると 方法はどうであれ直ちに移転すべきだと考えるし

オスプレイ問題にしても オスプレイは「未亡人製造機」と呼ばれ 墜落事故の多さからアメリカ国内では 地域住民の反対運動により飛行訓練ができないでいるとCNNか何かで話していたぞ

そのような欠陥機に対し自衛隊上がりの防衛大臣と政府は 「安全性は認められた」なんて 何を根拠にこのような戯言をぬかしているのかだ

しかもアメリカの国内法では滑走路のある空軍基地などの およそ2㎞(今イチ憶えていない)圏内での住宅の設置は禁止されていたはずだ

現在の中国の東南アジア諸国や日本に対する覇権主義を考えるならば 憲法9条によって世界から「不思議な軍隊」と見られ足かせの多そうな自衛隊の存在を考えるならば 日米安全保障条約は必要だろうし 個人的には基地賛成でもある

しかしそれ以上に沖縄の現状を見据えたときの基地賛成の意見として 現状での沖縄経済を考えてみたら基地はなくてはならないものだろう

日本一所得が低く 失業率でも日本一の座を占めている沖縄県 基地があることによって何千人という基地従業員の雇用も確保されている 基地への借地料で生活している地主も数多く存在している 

そしてまた基地負担に対する代価として 他県と比較してもそれらの県からは羨ましがられるほどに国からかなりの補助金も出ているではないか

漁にも出られないので与太話 ③

仮に米軍基地が撤退した場合何千人という失業者も生まれるし 返還された土地の地主に地代は入らないし 基地負担の代価としての補助金もなくなり 県内経済が崩壊することは誰が考えても分かりきったことだろう

テレビで放送されていたが 鹿児島県に属し隣接する奄美大島などは 国によるサトウキビの買い入れ価格が沖縄県と比較してずいぶん安価らしいではないか 似かよった島々でこのように価格差が発生するということは どう考えても基地負担に対する代価でしかないのではないか

そこで問いたい 基地負担に反対する人々 基地がなくなった場合の 沖縄県が現行の経済状況よりも貧窮しないという経済振興策を 夢物語ではなく具体的案を示して欲しいものだ 

基地がなくなることによって生まれた何千人もの失業者の雇用をどのように確保し 残された広大な土地の今後の利用方を そして経済が安定し発展していく具体的な案を示して欲しいものだ

現状も考えずただ反対するだけの意見だけなら無責任だろう もし仮に基地がなくなり経済が貧窮してきたら それのしわ寄せは反対している人たちを含め 沖縄県全県民に押し寄せてくるはずだ 

今の沖縄の基地問題を観ていると 反対意見はどこででも誰でも述べられる風潮だが 賛成意見は述べることのできない風潮になっている

そしてそれは県内メディアにも言えることだが 誰よりも率先して反対意見ばかりを述べているような気がしてならない わたしはメディアは公平であるべきだと考える

そのメディア関係者にもローカル・メージャーを含め知り合いが多くいるが 一個人としての話では基地問題に関し賛成意見も同等くらいはいると話していた それならばなぜ賛成意見についても同じように伝えないだろうか?

またそれもメディアの知り合いから聞いた話だが 反対論者の中には裏がある姑息な人間も数多くいるようで 反対することによって自らの懐が潤う反対成金も数多く存在するとのことらしい

これまで報道されてきたアメリカ兵による事件・事故もそうだが ほとんどが酒がらみでの事件・事故だろう 沖縄県は飲酒による事件・事故が人口比率で見た場合日本一の県ではないか

県民がそのような事件・事故をおこしてもたいして大騒ぎにもならないのに なぜアメリカ兵がおこすと鬼の首を取ったように大騒ぎするのだろうか これこそが不公平な地位協定に対する不満の表れかもしれない 



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Posted by insherman at 20:00│Comments(0)その他
 
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