2012年03月08日

春の風物詩

昨日(7日)・本日(8日)と宮古島の春の風物詩 県立高校入学試験が実施された 

宮古島では受験生の親が弁当を用意し 弁当といっても受験生だけの弁当ではなく 三段重ねの重箱などにご馳走をぎっしり詰め込み お昼休みになるとさながら運動会の昼食時間ように 受験会場のあちらこちらで受験生を労いながらご馳走を頬張るのだ

三段重ねの重箱を用意することからして もちろんこの輪に参加するのは家族だけに限らず 親戚縁者多くの人々が参加し受験生を労う

受験生の親はもちろんこの日は休みを取り 可愛い我が子のために朝早くから腕をふるいご馳走を用意する

宮古毎日新聞社会面より
春の風物詩

わたしが高校入試に挑んだのは三十数年も前の出来事だが その当時の記憶を辿ってみると あの頃はこの風物詩が嫌で自宅に戻り昼食をとった記憶がある

しかし今現在よくよく考えてみると これは宮古島における環境からきたものだろう まず宮古島すべての高校には学食がない 学校近隣にも昼食がとれる場も少なく まして受験生ともなると近隣に何があるのかさっぱりわからないだろう

午後の試験に間に合うほど家が近い者ならば自宅に帰って済ますこともできるだろうけど そうでない受験生のほうが圧倒的に多い中 この風物詩は誕生したのだろう

知り合いの受験生から聞いた話では この光景を取材しに数多くのメディアがきていたらしいが 中でも宮古の人間誰もが知っている大阪読売テレビの番組「秘密のケンミンSHOW」も取材にきていたらしい

興味のある方 放送日はいつか知りませんがぜひ見てください 



同じカテゴリー(その他)の記事
魔法の薬ピリン散
魔法の薬ピリン散(2013-09-04 18:05)

廃品利用方
廃品利用方(2012-11-17 08:00)


Posted by insherman at 22:20│Comments(0)その他
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。