2012年02月10日

県産グルクンの危機

2月6日の琉球新報社会面(クリックしたら記事が見られます)にアギヤー漁の記事が掲載された この記事を書いた記者は沖縄の伝統漁業であるアギヤー漁の存続を心から気に掛けてくれていて 幾度となく伊良部島まで足を運びこの記事を書くに至った経緯がある

確かに毎年 年齢とともに引退者が続出している 逆に従事したいと考える若者はこれまた皆無である 人数が減れば規模が縮小され漁獲高も減る 漁獲高が減ればそれに伴い収入も減るとマイナス要素だらけだ

県産グルクンの危機

時代の流れとともに漁法の革新や親分たちの考え方も変化していれば また違った歴史が構築されたのかもしれない しかし親分たちが昔から培ってきた歴史に変革をもたらそうとしない現状では 漁は衰退の道を辿るしかないのだろう

仮にアギヤー漁に新たな歴史が組み込まれるとするならば 漁法技術の革新やグルクンに適した加工品の研究 新たな販路開拓 それに尽きるだろう しかしそれも今いる長老たちが引退してからではないだろうか

それまでアギヤー漁が存続しているか はたして疑問ではあるが・・・



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Posted by insherman at 13:48│Comments(0)その他
 
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