アギヤーは伝統漁業追い込み漁

さあ今日でいよいようちの長男達南小サッカー部が県大会に行けるかどうかの明暗がはっきりする

長男達６年生にとってこの試合が小学生最後の県大会を掛けた試合なのだ

先週ぶざまな試合で後がない南FC　最低でも平一小と北小には勝たなければいけないし　最強の東小には運良く引き分けでもいいらしい

しかし北小には敗れ　平一小とは引き分け　この時点で県大会の夢ははかなくも消え去ってしまった

そして最強東小との試合前から全員が意気消沈ですでに戦意喪失状態だった

まず奴らが東小に勝てたのは長男が４年生の時ただ一度きり　最後くらいは気合いでも入れてやらねばと思い

「オイ　おまえら口惜しくないのか　最後くらいは暴れてみろ　以前コーチと練習したときのようにあの動きをしてみろ　そしたら必ず勝てるから　もし勝てたら全員にサーティーワンのアイスすきなだけご馳走してやるから　やってみろ」

この一言で死んでた奴らが目覚めてしまった　そして死人顔だった表情に生気が甦ってきたのだった　「ほんとにすきなだけ食べさせてくれるの？　よっしゃ～勝とうぜ」



ここでわたしは大きな間違いを犯してしまった

今年の宮古島の小学生サッカー部では最強の東小　いまだどこのチームも勝てたことがない

まず勝てるわけないだろうとタカをくっていたので安易な賭けをしてしまった

ところが大ハプニングがおきた　３対２でわれらが南FCが勝ってしまった

歓びと興奮とでそんな約束をしたことなどついつい忘れガキ共を祝福してやっていた

しかし夢はちょっとしか続かなかったのであった

「いつサーティーワンへ連れて行ってくれるの？？」　「はっ！！！」　現実に引き戻された瞬間であった

「男に二言はない　いつでも連れて行ってやる」

でところで何名いるんだ？　１・２・３・４・５・６・・・・　　頭がクラクラしてきた