2013年08月03日
スクよさらば
ずいぶん前の話だが、漁から戻りグルクンの水揚げを行っている最中に大漁旗をはためかせたカツオ船が帰ってきた。よくよく考えてみるとカツオ船のそんな光景なんてずいぶん久しぶりかもしれないな。
グルクンの水揚げを終えてからカツオ船の水揚げを見に行くと、なんとなんと獲物はすべてが飛大(とびだい)ばかり。島ではカツオの大きさによって表現方法が異なっていて、小さな奴から順に小判・中判・大判・飛大と出世する出世魚だ。
この表現方法の元祖は鹿児島で、しかしなぜ鹿児島と佐良浜地区の方言名が同じかというと、昔佐良浜地区にカツオ漁を伝え広めた人物が鹿児島の人だったらしい。そこからカツオの方言名が同じようになったと言うことだ。
まっそんな話はさておき、カツオ船からの情報によるとカツオの腹の中はスクで満たされているとのこと。そうだスク漁の旧暦6月1日まではあと4日じゃないか。アギヤー漁のメンバーはもうすぐやって来るスクの話題で顔はほころんでいた
翌日、帰ってきたカツオ船の話によるとカツオの釣れる海域が昨日よりも島から離れていたとのこと。オヤ! そして翌翌日カツオ船はまだ帰ってこない。遅い時間になって帰ってきたカツオ船は漁場がさらに沖合だったと。 オヤオヤ!!
そして3日後わたしが伊良部島にいる時間にはカツオ船は帰ってこなかった。自宅に戻りしばらくしてから漁協に電話を入れてみると、カツオ船は帰ってきたが漁場はまたさらに沖合だったようで、しかも腹の中にはスクは入っていなかったようだ。 オヤオヤオヤ!!!
スクは旧暦6月1日の朝の満潮によって沿岸へと入ってくる。しかもどこの沿岸へ入るかはスクに聞いてみなきゃわからない。そのスクを追いかけて捕食するカツオが日に日に島から離れていくではないか。もしかして今年は?????
そして当日、日が昇る前から泳いでスクを探したが、今年の宮古島の海にはスクは1匹たりとも入ってこなかった。ちゃんちゃん 無駄な努力だったでござんした。
グルクンの水揚げを終えてからカツオ船の水揚げを見に行くと、なんとなんと獲物はすべてが飛大(とびだい)ばかり。島ではカツオの大きさによって表現方法が異なっていて、小さな奴から順に小判・中判・大判・飛大と出世する出世魚だ。
この表現方法の元祖は鹿児島で、しかしなぜ鹿児島と佐良浜地区の方言名が同じかというと、昔佐良浜地区にカツオ漁を伝え広めた人物が鹿児島の人だったらしい。そこからカツオの方言名が同じようになったと言うことだ。
まっそんな話はさておき、カツオ船からの情報によるとカツオの腹の中はスクで満たされているとのこと。そうだスク漁の旧暦6月1日まではあと4日じゃないか。アギヤー漁のメンバーはもうすぐやって来るスクの話題で顔はほころんでいた
翌日、帰ってきたカツオ船の話によるとカツオの釣れる海域が昨日よりも島から離れていたとのこと。オヤ! そして翌翌日カツオ船はまだ帰ってこない。遅い時間になって帰ってきたカツオ船は漁場がさらに沖合だったと。 オヤオヤ!!
そして3日後わたしが伊良部島にいる時間にはカツオ船は帰ってこなかった。自宅に戻りしばらくしてから漁協に電話を入れてみると、カツオ船は帰ってきたが漁場はまたさらに沖合だったようで、しかも腹の中にはスクは入っていなかったようだ。 オヤオヤオヤ!!!
スクは旧暦6月1日の朝の満潮によって沿岸へと入ってくる。しかもどこの沿岸へ入るかはスクに聞いてみなきゃわからない。そのスクを追いかけて捕食するカツオが日に日に島から離れていくではないか。もしかして今年は?????
そして当日、日が昇る前から泳いでスクを探したが、今年の宮古島の海にはスクは1匹たりとも入ってこなかった。ちゃんちゃん 無駄な努力だったでござんした。
Posted by insherman at 15:00│Comments(0)
│アギヤー漁