アギヤーは伝統漁業追い込み漁

オジィのマスクをマットな黒に変身させます。透明なシリコンマスクだと透明部から光が差し込み水面から下を覗いたとき、マスク内が眩しすぎて魚が見にくい欠点がある。

その欠点の解決策がクリア部にシリコンコーキングを塗り込み、マスク内に光が差し込まないようにすればいいだけのこと。そんな面倒なことをするくらいなら、購入時に黒いマスクを買えばと考えるのも当然なこと。



「頂き物は大切に・・・」で、メガネはダイビングショップを経営する知り合いからの頂き物で、店では店頭品が黄ばんで売り物にならなくなると処分するらしい。

ちなみにその店には「宮古行き」と書かれた箱が存在するらしくマスクはもちろんのこと、販売できない他の商品も「宮古行き」と書かれた箱に保管されるらしい。そしてその箱が満杯になるとわたしのところへ送られてくる。実にありがたい話。

店で販売できなくなった商品といっても見た目が変わっただけで不良品なわけではなく、頂けるこちらとしてはとてもありがたく重宝している。これまで数多くの商品を頂き、ほとんどが漁の仲間に分配しみんなで大切に使用している。



話は戻るが、オジィの中には既存のマスクストラップを嫌う人もいる。今回のオジィもそうだが自転車タイヤのチューブが最も顔にフィットするという。そんなオジィ達のために自転車屋さんから廃棄予定の古チューブを貰ってきて置いてある。

完成したブラックシリコンマスクは光が差し込まず、本物との違いはただ見た目がかっこ悪いだけ。わたしが器用でコーキングを滑らかに塗り込むことができれば本物となんら違いはないはずだけど。いかんせん不器用なもので・・・

そして最大の違いは重くなること。コーキングの重みでかなり重量も増すが、海に入れば重さの違いもまったく感じられない。でも見た目渋くない？。これこそ「ワイルドだろぉ～～～」。