アギヤーは伝統漁業追い込み漁

この日２８日の漁でアギヤー漁も残す所あと二日となった　朝の気温は１０度　めちゃくちゃ寒い　多良間島ではこの朝の最低気温が６度だったらしい

本土の方から言わせれば１０度なんて寒くもないだろうと思われるかもしれないが　しかし人間はその環境に慣れるもので　宮古島での１０度は大寒波なのだ



県外からやって来て住んでいる人達もやはり冬は「寒い」を連発している　わたしの知人の北海道人なども冬になるとやはり「寒い」が口から出る

朝イチで今日の落ち合う場所狩俣に向かいながらもかなり寒く　これから海へ入るのかと考えると恐ろしくなった



しかしこの日の宮古島は快晴　水平線には雲一つなく　朝日もきれいに昇っていた　そして日が昇ると気温もぐんぐん上昇して海の上でもポカポカ陽気　かなり暖かくなってきた

向かった漁場はフデ岩の東方海域「ティダミ」　ここはグルクンもたくさんいるけど　池間島のサメの延縄漁で最近よくテレビに出るトラブカ(和名：イタチザメ)の漁場でもある



トラブカは昼間滅多に見ることもないが　以前は追い込んでいる最中に網の中に４～５ｍのトラブカが入り込んだこともあった

この日の海は夏を思わせるくらいなベタ凪　海のコンディションも良く大漁の予感がした