2010年01月16日
アカジンだらけ
今日もハイバラハーサイへ行ってみることになった しかし毎日変化する潮の流れなので 昨日流れが弱かったから今日もとは限らない
朝の親分の話では「ちょっとのぞいてみよう」ということだったらしい ハイバラハーサイでの漁の際わたしの迎えは平良港になる
船に乗り込み漁場へ向かう途中に 伊良部架橋工事現場の平良(ひらら)側からの最先端付近を通過する この付近はフタナカビジと呼んでいるがここは潮の流れが速い場所でもある
ベタ凪の水面が穏やかな日でも潮の流れが早ければここだけは水面がうねっている ハイバラハーサイで漁ができるかどうかはこのフタナカビジの潮の流れで判断することもできる
大潮なのに昨日同様今日のフタナカビジの水面は穏やかだった 先に漁場へ到着しているはずの僚船も大丈夫ということでグルクンを探しているに違いない
そして今日のポイントは二カ所あるススンヌヤー(砂の家)のうちのイーヌ(西の)ススンヌヤー 砂地の中にポツンとそびえ立つ直径30mほどの根
グルクンが逃げ込める根がこのイーヌススンヌヤー付近では他にないので ここに網を張れば一網打尽にすることができる
しかし圧巻はグルクンの数もそうであるがそれ以上に沖縄一の高級魚アカジンの生息数だ ここはアカジンの住み処でもある
根の回りの砂地には10~20㎏以上はあろうかというマーアカジン(和名:コクハンアラ ひららではクロバニと呼ぶ)がおよそ20匹くらい生息しているし
根の上には3~10㎏くらいまでのアカジン(和名:スジアラ)がこれまた20以上も生息していた 彼等のような捕食魚にとってここはまさに天国のような住み処であろう
根の潮上側で浮遊してプランクトンを補食しているグルクンも夜にはこの根を隠れ家としているだろうし それ以外の根付きの小魚もうじゃうじゃいる そのおかげだろうここのアカジンはみんな丸々と太っている
不思議なことにモリなどの捕獲道具を持って潜ると近くに寄らせてくれないアカジンも 網の設置でほんの2~3m先で作業をしていても平然としている
ためしにカメラを向けてみてもじっとこちらを見据えて逃げようともしない きっと人間の殺意を感じる何か特殊な能力でも持ち合わせているのだろう だがカメラで撮っても深いし暗いしで写らない
余談だが佐良浜にこのハイバラハーサイのアカジンを狙う釣り師がいる アガイヌ(東の)ススンヌヤーや他のポイントは探し出すことができるが どうやってもここだけが探しきれないと言って嘆いている
しかもアカジンはエサに食い付いて釣り上げることができるが マーアカジンだけは未だに釣れたためしがないと話していた
しかし2年くらい前にとうとう22㎏のマーアカジンを釣り上げてよっぽど嬉しかったのだろう その写真を宮古のローカル新聞に投稿したことがあった
だけど魚も年齢を重ね大きくなればなるほどそれと比例して知恵も広がっていくのだろう 滅多なことでは人間なんかに負けるものかとの気持ちなはず
携帯GPSにもそこは入力してあるし 暖かくなって釣りが楽しい季節にでも行くことにしよう 潜って突いた方が早いし確率も高いけど釣りには釣りの楽しみがある 春が楽しみ
朝の親分の話では「ちょっとのぞいてみよう」ということだったらしい ハイバラハーサイでの漁の際わたしの迎えは平良港になる
船に乗り込み漁場へ向かう途中に 伊良部架橋工事現場の平良(ひらら)側からの最先端付近を通過する この付近はフタナカビジと呼んでいるがここは潮の流れが速い場所でもある
ベタ凪の水面が穏やかな日でも潮の流れが早ければここだけは水面がうねっている ハイバラハーサイで漁ができるかどうかはこのフタナカビジの潮の流れで判断することもできる
大潮なのに昨日同様今日のフタナカビジの水面は穏やかだった 先に漁場へ到着しているはずの僚船も大丈夫ということでグルクンを探しているに違いない
そして今日のポイントは二カ所あるススンヌヤー(砂の家)のうちのイーヌ(西の)ススンヌヤー 砂地の中にポツンとそびえ立つ直径30mほどの根
グルクンが逃げ込める根がこのイーヌススンヌヤー付近では他にないので ここに網を張れば一網打尽にすることができる
しかし圧巻はグルクンの数もそうであるがそれ以上に沖縄一の高級魚アカジンの生息数だ ここはアカジンの住み処でもある
根の回りの砂地には10~20㎏以上はあろうかというマーアカジン(和名:コクハンアラ ひららではクロバニと呼ぶ)がおよそ20匹くらい生息しているし
根の上には3~10㎏くらいまでのアカジン(和名:スジアラ)がこれまた20以上も生息していた 彼等のような捕食魚にとってここはまさに天国のような住み処であろう
根の潮上側で浮遊してプランクトンを補食しているグルクンも夜にはこの根を隠れ家としているだろうし それ以外の根付きの小魚もうじゃうじゃいる そのおかげだろうここのアカジンはみんな丸々と太っている
不思議なことにモリなどの捕獲道具を持って潜ると近くに寄らせてくれないアカジンも 網の設置でほんの2~3m先で作業をしていても平然としている
ためしにカメラを向けてみてもじっとこちらを見据えて逃げようともしない きっと人間の殺意を感じる何か特殊な能力でも持ち合わせているのだろう だがカメラで撮っても深いし暗いしで写らない
余談だが佐良浜にこのハイバラハーサイのアカジンを狙う釣り師がいる アガイヌ(東の)ススンヌヤーや他のポイントは探し出すことができるが どうやってもここだけが探しきれないと言って嘆いている
しかもアカジンはエサに食い付いて釣り上げることができるが マーアカジンだけは未だに釣れたためしがないと話していた
しかし2年くらい前にとうとう22㎏のマーアカジンを釣り上げてよっぽど嬉しかったのだろう その写真を宮古のローカル新聞に投稿したことがあった
だけど魚も年齢を重ね大きくなればなるほどそれと比例して知恵も広がっていくのだろう 滅多なことでは人間なんかに負けるものかとの気持ちなはず
携帯GPSにもそこは入力してあるし 暖かくなって釣りが楽しい季節にでも行くことにしよう 潜って突いた方が早いし確率も高いけど釣りには釣りの楽しみがある 春が楽しみ
Posted by insherman at 23:59│Comments(1)
│アギヤー漁
この記事へのコメント
○h○h○船長が、喜びそうなネタですね。
東京でテレビで沖縄の魚、高級魚アカジンを観る事があり、
一度、食べてみたいです。。。。
東京でテレビで沖縄の魚、高級魚アカジンを観る事があり、
一度、食べてみたいです。。。。
Posted by kabu at 2010年01月18日 17:14