アギヤーは伝統漁業追い込み漁

以前舵側の油圧装置を乗せる台座が荒波の中　サバニクルーズで東平安名崎まで航行中に壊れ使用不能となっていた

かなりの向かい波に船の前後が激しいピッチングで叩き付けられる度に「ミシミシ」と音を立てていた以前の台座　しばらく後に「ミシミシ」が「バリバリ」に変わり油圧装置は壊れた台座とともに見るも無惨に床に転げ落ちていた

後から考えれば壊れたのはあたりまえ　今からしてみればかなり雑な作りをしていたものだ　

この油圧装置は小型のタグボートで使用していた物らしく　しかも新しく載せ替えたばかりの物で　載せ替えた後にこの船の解体が決定したらしく　半年しか使用していないまだまだ新品同然の物

重さも約４０㎏もあって　いくら小型のタグボート用とはいえサバニに使用するには超モンスター級

これを取り付けたサバニのステアリングはかなりのパワステもの　チョー軽い　今回作り直した台座はかなり頑丈でどんなことがあろうとビクともしない　たぶん山本山(海苔じゃないぞ相撲取りだ)が乗っても大丈夫なはず

サビ止めペンキを厚く塗りたくったので新品には見えんぞ


そして今日は以前から調子が悪かったトイレもついでにメンテナンスした　水の流れる量が少なかったので　知り合いのゲストで大物をお出しいただいたお方から　「水の量が少なくて流れん」とお叱りを頂いた

しかもそのお方はわざわざ呼び寄せておいらに見せる始末　ここで一言そのお方に言ってやった　「許容量以上の物を排出するな」　　　　　

でも水量は多いに越したことはないので水量が多くなるよう調整してみた　

世界中のサバニの中(サバニは沖縄にしかないっちゅ～ねん)でトイレが付いてるなんてたぶんinsherman号だけかな？？？

アギヤーのオジィー達はトイレが付いているこの船を見て「おまえのサバニは舶来物だ」と笑って言う



そしてもう一つ・・・　　

操船が座ってできるようにと椅子を作ってくれた方　ホントにごめん　　座り心地は良かったのだけれど　いかんせん大きすぎて尚かつ重すぎた

何かをする度にこの椅子を動かす面倒と置き場所に困り　ついに奴は廃棄処分となっちまった　でも奴への愛は今も変わらずあるぞ　作ってくれてありがとさん

そして新たに製作したのはキャビン(そういえる代物ではないな・・・)の壁を延ばし　そこに渡し板で座れるようにした　これなら軽くて置き場所にも困らないぞ