2009年07月12日

荒海なんてなんのその

きょうのゲストは大阪からおこしの男性6人組でした。長男の所属するサッカー部の一人のお母さんの紹介で、その弟さんが社長さんを含め会社の方で来て頂けました。

いつも名前では呼ばずに「おばさん」(ほんとはオバサンなんだけどネ・・・)とばかり呼びかけていたけど、今晩から足なんか向けて寝られませんね。次回からは「お嬢様」とでも呼ぶことにしよう。

荒海なんてなんのその

そしてきょうの海はというと、昨日以上にしけ池間島の船も八重干瀬方面に行きそうな船はほとんど見あたらず、チャンスとばかりに秘密の場所へ。

ただ行くにあたってはこの荒波を乗り越える必要がある。ところがどっこいここがサバニの強みでもある。サバニはどんな船よりも荒海に強い。

荒海なんてなんのその

きょうくらいの波であれば何のそのなしにどこでも行くことができる。昔アギヤーで多良間島近海で漁をした帰り、突然海が荒れ始めきょうの海況の悪さ以上の波で平然と帰ってきたこともある。

しかしきょうみたいな海況の悪さを乗り切ってまで行けるのは乗船されているゲストさん次第。荒れた海に一人でもおののく方がいれば、楽しむためのサバニクルーズなので勿論行くこともない。

荒海なんてなんのその

しかしさすが全員浪速のお方。「秘密のポイント」の話すると打ち合わせでもしたかのように全員が拳を振り上げ「行け行け」のノリ。

そこまでノリノリならやはり行くしかないな、ということで行ってきました。ポイントに到着してもここは風表だけあって、リーフの裏側でも波がちょっと高いようだ。

荒海なんてなんのその

しばらくサンゴ畑を堪能していたがやはり男性グループでの旅行だけあって、どうやらゆうべ飲み過ぎたよう。そのうちゲストの二人が魚たちにコマセをまく始末で八重干瀬の風裏ポイントへ向かうことにした。

オニヒトデの食害でほぼ壊滅状態な八重干瀬の中でもこの風裏ポイントは比較的サンゴが生息しており、池間島の船もよく来ているポイントでもある。しかしこの波できょうは2隻しかいなかった。

荒海なんてなんのその

ここでもしばらく遊んでいたがどうやら何名かはまだまだ二日酔いが抜けないらしく、しかも初っぱなの「秘密のポイント」を堪能後にはここはどうも物足りない様子。

二日酔いを抜くためにゲストの方が船に持ち込んだ泡盛で向かい酒をすべく、昨日のゲストさんのようにまたまた八重干瀬から大神島に向かうことになった。

荒海なんてなんのその

ゆっくりのんびり休憩後はそろそろ帰路へと、しかし帰りの船でも一人飲んでいた弟さん。へべれけ状態で船から岸壁まで一人で上ることもままならない。

下から3人掛かり、上から2人掛かりでこの100㎏超級の弟さんを引き上げることになった。

荒海なんてなんのその

気の合った仲間同士での海遊び、楽しんで頂けたでしょうか。inshermanのモットーは「なるべくゲストの希望を叶えましょ」なところにあるので、次回またいらしたときには何か考えておきます。

荒海なんてなんのその

しかしご要望にお応えできないものもあるのであしからず・・・


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