2009年04月29日
初めて当たったばしぬひし
16日に出漁していらいトライアスロンが終わってから昨日までずっと波の高い日が続き、ようやくきょう13日振りに出漁できた。漁の形態を知らない人などに「ダイビング業者は海がしけていても出るのに漁師が出られないのはおかしくない」と言われることがある。
そんなときは「ちょっと待て、レジャーダイビングは島影(風裏)で潜るだろうが、グルクンがどこでも島影にいるのであれば苦労もしないわい」と言いたくもなるが、まっ言うのはタダだし聞くのもタダ。だからそれでよしとしとこう。
この時季になると夏の象徴でもある南からの風が吹き出すのが本来の形だろうが、トライアスロンが終わってからきょうまで冬風の北東からの風が強く吹き出している。
そしてきょうの漁場も来間島東方海域。この一帯の漁場はシーズンでいうともう終わりかけの冬場の漁場で今ではグルクンもさほど残っていない。畑も休ませたらいいように、次回の冬に向けこれから半年間海を休ませる必要がある。
前にも述べたようにこのビーズン(うりずん)の時期は八重干瀬方面に行けないと何の意味もない。産卵のため八重干瀬近海に多くのグルクンが集まり大漁が約束されるからだ。
二回目の漁までは思っていたとおり、これまで獲り逃がしてちょろちょろと残っていたグルクンで漁をするしかなかったが、二回目が終わった時点で潮の流れが下げ潮へと変わってきた。
そうなるとわれらがかばしゃ丸全員の気持ちはただ一つ、「ばしぬひしへ行こう」だった。このばしぬひしはこの冬の下げ潮で行く度に一度も潮が合わず漁を行うことができなかった。
花(ナブラ)が出ていれば大丈夫。花が出るということは潮の流れが合っているということで、到着するとばしぬひしは至る所でグルクンの花*花*花のオンパレードだった。
海に飛び込み海中を見渡して即座に「旗を揚げろ」と叫んだ。結果は写真の通り。獲物はちょっと値の落ちるウクー(和名:クマザサハナムロ)だったが、大漁できれば言うこと無し。
帰りは来間島裏の浅瀬の中をぬうようにして帰ってきた。ここは船が座礁するようなリーフが一面に広がっている場所で、オジィ達はその間をするすると通り過ぎていく。
そんなときは「ちょっと待て、レジャーダイビングは島影(風裏)で潜るだろうが、グルクンがどこでも島影にいるのであれば苦労もしないわい」と言いたくもなるが、まっ言うのはタダだし聞くのもタダ。だからそれでよしとしとこう。
この時季になると夏の象徴でもある南からの風が吹き出すのが本来の形だろうが、トライアスロンが終わってからきょうまで冬風の北東からの風が強く吹き出している。
そしてきょうの漁場も来間島東方海域。この一帯の漁場はシーズンでいうともう終わりかけの冬場の漁場で今ではグルクンもさほど残っていない。畑も休ませたらいいように、次回の冬に向けこれから半年間海を休ませる必要がある。
前にも述べたようにこのビーズン(うりずん)の時期は八重干瀬方面に行けないと何の意味もない。産卵のため八重干瀬近海に多くのグルクンが集まり大漁が約束されるからだ。
二回目の漁までは思っていたとおり、これまで獲り逃がしてちょろちょろと残っていたグルクンで漁をするしかなかったが、二回目が終わった時点で潮の流れが下げ潮へと変わってきた。
そうなるとわれらがかばしゃ丸全員の気持ちはただ一つ、「ばしぬひしへ行こう」だった。このばしぬひしはこの冬の下げ潮で行く度に一度も潮が合わず漁を行うことができなかった。
花(ナブラ)が出ていれば大丈夫。花が出るということは潮の流れが合っているということで、到着するとばしぬひしは至る所でグルクンの花*花*花のオンパレードだった。
海に飛び込み海中を見渡して即座に「旗を揚げろ」と叫んだ。結果は写真の通り。獲物はちょっと値の落ちるウクー(和名:クマザサハナムロ)だったが、大漁できれば言うこと無し。
帰りは来間島裏の浅瀬の中をぬうようにして帰ってきた。ここは船が座礁するようなリーフが一面に広がっている場所で、オジィ達はその間をするすると通り過ぎていく。
Posted by insherman at 23:28│Comments(0)
│アギヤー漁