2008年12月24日
サバニだけよん・・・
「狩俣に来い」、朝イチの連絡はそれだった。狩俣に向け車を走らせていると再び携帯が鳴る、「ひららの港に戻れ」だった。と言うことは・・・ 漁場はハイバラハーサイか???
ちょっとわくわくしながら迎えに来たサバニに乗り込んだ。「オジィ、きょうはハイバラハーサイか?」、「ふりむぬ(バカ者)、おまえはハーサイのことしか頭にないのか」。でもinshermanにむかってそう言ったオジィの顔もにやけている。
「それじゃきょうの漁場はどこなんだ」、「知らん、親分に聞いていないからオジィ達は知らん」。そんな訳などないだろ、他の船がどこ行くか知らんで迎えになんぞ来るわけがない。
何度聞いても教えてくれない、でもオジィ達の顔がにやけている。まっ、そんなときはだいたい予想通りだ、きっときょうはハイバラハーサイだろう。
多良間島航路の水路を出てからの船の進路できょうの漁場がハイバラハーサイなのかどうかが分かる。しかしきょうは水路の途中でいつも出会うはずの母船が見えない。そんなこと気にもとめないで船が水路を出たら向かった先はやはりハイバラハーサイ。
「オジィ、ほらやっぱハーサイじゃないか」、「おい、きょうのハーサイ行きはオジィのおかげだぞ。親分は最初八重干瀬方面と言っていたがオジィがハーサイに行こうと言ってそれでおまえの大好きなハーサイに変更になったんだぞ。オジィに感謝しろよ」。
そして向かった先は「アガイヌンミ」、直訳すると「東の根」となる。しかしきょうは小潮から何日も経っている。潮は強いはずだ。でも途中の潮の強弱の目安となる場所で潮が流れていなかった。
アガイヌンミは前回のハイバラハーサイでの漁の際親分の船がチェック済みだった。どうやらアオガナマラ(和名:ウメイロモドキ)が2トンくらいいたらしい。
一日のおおよそのノルマが約1トン、2トンも獲れれば万々歳だ。しかしアガイヌンミは潮ががんがん流れていた。目安に浮かべてみたブイが海の中に引きずり込まれていく。
そうなればここでの漁はできない。ブイが海中に引きずり込まれていくということはまず泳げないし、それ以上に網を張ることができない。
そこで向かった先は前回のポイント、ウクーヌヤー。ここは比較的潮の流れが緩やかな場所でもあるので行ってみるとほとんど潮は流れていなかった。それに前回の漁の際もまだまだたくさんいたのできょうもそれ狙いでいくことにした。
そうそうきょうは親分の船に母船の船長が乗り込んでいた。親分の船もきょうは二人だけだし母船も一人だけ。そうなると母船は出航できないのできょうの船長は親分グループだ。
そしてきょうの結果は約1トン半。そうなればサバニだけに積載することは無理が生じてくる。各船に分散したが生け簀だけでは足りず、物置として使用している箇所まで利用し何とかかんとか収まった。
明日からまた天気は崩れそうだ。これくらい獲れればベストだろう・・・
ちょっとわくわくしながら迎えに来たサバニに乗り込んだ。「オジィ、きょうはハイバラハーサイか?」、「ふりむぬ(バカ者)、おまえはハーサイのことしか頭にないのか」。でもinshermanにむかってそう言ったオジィの顔もにやけている。
「それじゃきょうの漁場はどこなんだ」、「知らん、親分に聞いていないからオジィ達は知らん」。そんな訳などないだろ、他の船がどこ行くか知らんで迎えになんぞ来るわけがない。
何度聞いても教えてくれない、でもオジィ達の顔がにやけている。まっ、そんなときはだいたい予想通りだ、きっときょうはハイバラハーサイだろう。
多良間島航路の水路を出てからの船の進路できょうの漁場がハイバラハーサイなのかどうかが分かる。しかしきょうは水路の途中でいつも出会うはずの母船が見えない。そんなこと気にもとめないで船が水路を出たら向かった先はやはりハイバラハーサイ。
「オジィ、ほらやっぱハーサイじゃないか」、「おい、きょうのハーサイ行きはオジィのおかげだぞ。親分は最初八重干瀬方面と言っていたがオジィがハーサイに行こうと言ってそれでおまえの大好きなハーサイに変更になったんだぞ。オジィに感謝しろよ」。
そして向かった先は「アガイヌンミ」、直訳すると「東の根」となる。しかしきょうは小潮から何日も経っている。潮は強いはずだ。でも途中の潮の強弱の目安となる場所で潮が流れていなかった。
アガイヌンミは前回のハイバラハーサイでの漁の際親分の船がチェック済みだった。どうやらアオガナマラ(和名:ウメイロモドキ)が2トンくらいいたらしい。
一日のおおよそのノルマが約1トン、2トンも獲れれば万々歳だ。しかしアガイヌンミは潮ががんがん流れていた。目安に浮かべてみたブイが海の中に引きずり込まれていく。
そうなればここでの漁はできない。ブイが海中に引きずり込まれていくということはまず泳げないし、それ以上に網を張ることができない。
そこで向かった先は前回のポイント、ウクーヌヤー。ここは比較的潮の流れが緩やかな場所でもあるので行ってみるとほとんど潮は流れていなかった。それに前回の漁の際もまだまだたくさんいたのできょうもそれ狙いでいくことにした。
そうそうきょうは親分の船に母船の船長が乗り込んでいた。親分の船もきょうは二人だけだし母船も一人だけ。そうなると母船は出航できないのできょうの船長は親分グループだ。
そしてきょうの結果は約1トン半。そうなればサバニだけに積載することは無理が生じてくる。各船に分散したが生け簀だけでは足りず、物置として使用している箇所まで利用し何とかかんとか収まった。
明日からまた天気は崩れそうだ。これくらい獲れればベストだろう・・・
Posted by insherman at 23:28│Comments(0)
│アギヤー漁