アギヤーは伝統漁業追い込み漁

朝から天気は快晴、しかし波の高さ２ｍ。２ｍの波だと八重干瀬方面での漁は難しい。ということできょうも昨日に引き続き来間島の南にあるハイバラヌフミジュキ方面。訳すと「南の大きな浅い瀬」となる。



ここの沖合はグルクンの中でも高値がつくアオガナマラ（和名：ウメイロモドキ）とフゥウズ（和名：ニセタカサゴ）がよく獲れる場所。しかしこの海域は潮の流れがめちゃくちゃ速い海域でもある。

きょうは旧暦の十四日で明日から大潮になる。本来なら潮ががんがん流れていて当然なはず。だが毎回ブログ上でも書くようにオジィ達の口癖「海は行ってみないとそこの状況は分からない」である。



来間島南方海域で漁を行う際は必ずといっていいほど来間大橋下の水路を通過していく。その際水路の潮の流れの強弱をチェックする。その水路で潮ががんがん流れていれば南方海域も同じように流れているということ。

そうなればまずその南方海域で漁は行えない。そのような場合には橋を通過して左に折れ、東平安名崎までのどちらかの海域に行くことになる。この海域は大潮でも潮の流れが強くないからだ。



今朝は橋の下の水路を通過する際水路の潮の流れはベタベタ状態でまったく潮の動きがなかった。ということで目指した漁場はハイバラヌフミジュキだった。

昼食用のグルクンを見ても分かるように、そうこんな大きなフゥウズがたくさん獲れたのであった。