VIVA BRASIL

insherman

2013年07月01日 12:51

NHKのBSでコンフェデレーションズカップ決勝戦を観た人。世界中おおよその人たち全ての予想を覆す波乱の終末を誰も予想だにしなかっただろう。サッカーという文字の頭に「芸術的」とまで形容されてきたスペインサッカー。

内容は「まさかあのスペインが!!!・・・」で、慌てふためいてこれほどまで余裕のないパニック状態に陥っているような、こんなスペインをこれまで世界の人たちは目にしたことがあっただろうか。

個人的な感想として、ヨーロッパ以上に南米は「サッカー=宗教」みたいなものだろう。南米ではサッカーが発端となった戦争も起きるくらいだし、ワールドカップでオウンゴールをしたコロンビアの選手は国に戻ったとたんピストルで射殺までされている。彼らにとってサッカーは「たかがサッカー、されどサッカー」なのだろう。

「個人技」の南米に対し「組織」のヨーロッパ。進化の過程を歩んできた組織的サッカーに代表される、スペインサッカーを比喩する「ポゼッションサッカー」。個人技の南米サッカーは長い年月ヨーロッパサッカーに勝てず苦汁を飲まされてきた。

しかしこの決勝戦では圧倒的にブラジルがボールを支配していた。ブラジル代表のほとんどの選手が、現在はヨーロッパでプレーしているとのこと。南米人のDNAに組み込まれているであろう個人技に、ヨーロッパサッカーで培われた組織的サッカーが組み合わさったブラジルサッカーは観ていてめちゃくちゃ楽しいぞ。

特に注目はネイマール。バルセロナに移籍するらしく神様メッシ様との共演が楽しみだ。余談だが長男の同級生のサッカー部にネイマールと顔がそっくりな奴がいる。

ネイマールが好きで好きでしょうがないサッカーファンの方。見たいけどヨーロッパまで行けない方は是非宮古島まで足を運んでみてはいかがでしょうか。宮古高校にネイマールはいますよ。


ところで今晩10時55分からNHKのサラメシでアギヤーが出ます。ぜひ観てくださいネ

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